メモリで重要なのはなんといっても容量です。
Windowsはアプリケーションやデータをメモリに呼び出してそこで処理します。データの変更などがあった場合に必要に応じてハードディスクに書き戻します。
メインメモリが不足すると、本来メモリ上で処理したいプログラムやデータの一部をハードディスクに一時的に退避するといった動きをします。ハードディスクの読み書き速度はメモリに比べて何十分の一の速度しかないので、この動きが発生するととてもパソコンの動作が遅くなります。

このことから、メモリはできるだけ大容量の方が良いことになりますが、仕様上の制限やコストも考慮しなければなりません。

また、メモリは容量以外に速度やデュアルチャンネルなどパソコン操作の快適さに影響する要素もありますし、また他の部品同様品質も重要です。

ここではデスクトップ用について述べることにします。
(2007年3月現在)

メモリの種類
メモリー種類の選択〜DDR2メモリを選びましょう〜
現時点で新規にパソコンを購入する場合、DDR2以外のものを選択する意味はありませんが、参考までに過去のメモリとの比較を紹介します。
DDR2は2004年に登場し、Intelの915シリーズのチップセットが初めに対応しました。
はじめは高価だったDDR2メモリモジュールもそれから2年あまり経過し、価格もDDRメモリモジュールよりも安価になりました。
DDRとDDR2は互換性がありませんので、現在DDRメモリをご使用のシステムをDDR2メモリ使用にアップグレードする場合は、マザーボードの交換が必要になります。
外観
種類と特徴

●SDR SDRAMメモリモジュール 

デスクトップ用メモリモジュールは1枚のプリント基板上に片面に8個または両面に16個のメモリチップが実装されています。

SDRメモリモジュールはIntel PentiumIIIまでの時代に主流でした。
クロック速度に応じてPC-100とかPC-133と呼ばれていました。
容量も1枚あたり8MBや16MBが主流だったと記憶しています。最大でも256MBだったようです。
現在ではほとんど新品は入手できません。

SDR:シングル データ レート
SDRAM:シンクロナス ダイナミック ランダム アクセス メモリ

●DDR SDRAMメモリモジュール

前述のSDR SDRAMによく似ていますが、電気特性がまったく異なるので互換性はありません。
SDRにくらべデータ転送速度が原理的に2倍になりました。

クロック速度は266MHz、333MHz、400MHzがラインアップされ、それぞれPC-2100、PC-2700、PC-3200と呼ばれています。クロック速度からDDR266、DDR333、DDR400と呼ぶこともあります。